“時を超え歴史を綴る絣の守り人”、それは過去から現代へと続く伝統紬の美しさ、白山工房の夏牛首紬…単衣/トールサイズのお品でございます。 牛首紬は、紬織物と絹織物の両面を秘めた独特の地風があり、美しくそして強く肌になじみ、野趣に富んだ優雅さと素朴な民芸調の味わいが特徴の伝統工芸品です。その生産地である白山麓の牛首村（現在の石川県白峰村）の地名に由来しています。2匹の蚕が作る玉繭から編み出される太くて節のある玉糸を使って織り上げるのが特徴です。 単衣は、”春から夏にかけて、また夏から秋にかけて”など季節の変わり目などに好んで着用されますが、もともとは一年を通してお召しいただける優れもの、一枚お手元に置かれると重宝します。 紬の素材感が活きる枯野色の彩色にまるでデッサン画のように描き込まれたアブストラクトなモダンデザイン、素描風の柄行が醸し出すえも言われぬ夏紬の心地良さ、絣の清々しさに独特の節が醸し出す自然な味わいは牛首紬ならでは、それは正に貴女に贈る“癒しと和みの二重奏”、見事です。 大変状態が良い美品“手縫いで仕立て”の一枚、お座りになられました時など薄手着物特有のよれを低減し、また下にお召になられましたものの透けを防止する効果を持つ居敷当て付の高級仕立てでございます。 “手挽きの糸で綴られた遥かを超える先人の声”、白山工房が貴女に贈る極上の一枚…伝統紬に魅せられ“歴史を感じながら袖を通す歓び”、軽くしなやかな裾さばきとその立ち姿に醸し出される高級感は格別、牛首紬が優越とともに極上の着心地をお届けします。 紬は、一般的に糸の状態で染めてから織柄を入れる“先染め”の着物。通常の生地と比べて軽い質感が特徴、また滑らかな地風がシャリ感とともにさらりとした着心地を実感させてくれます。 採寸表 身丈 ： 168cm（肩から） 裄 ： 69cm 肩巾 ： 34cm 袖巾 ： 35cm 袖丈 ： 49cm 前巾 ： 24.5cm 後巾 ： 29.5cm 素材 ： 正絹(単衣) 折代 ： 身丈(内揚げ 前9cm・後11.5cm) 裄(身頃側：0.5cm・袖側：0.5cm) 袖丈(4cm) 紬はこちら❁　#tomihisa紬 夏着物はこちら❁　#tomihisa夏着物 tomihisaのお着物はこちらから❁　#tomihisa